YIC 令和7年度「専修学校による地域産業中核人材養成事業」
通信制高校連携型キャリア形成支援による
地域密着人材育成モデルの構築事業

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みらいLINKプログラム 始動

事業概要

Business overview

この取り組みが必要な背景

地域の課題

我が国では20歳人口の減少や地域格差の進行により、地方の若年層が希望する就職先を地域内に見いだせず、地域を離れる傾向が強まっています。
そのため、地域産業における人材が空洞化し、医療・福祉・観光・小売・IT支援など地域生活に直結する産業での人材確保が困難となり、「地域で暮らせない」危険性すら発生しています。

非典型進学層の課題

通信制高校生は年間約21万人(2023年)に増加。これは10年前の1.5倍にあたります。
また、経済的および心身の事情から「遠方への進学は難しいが専門的な学びをしたい」層も増加中。これら「非典型進学層」といわれる“典型的な進学ルート”ではない多様な経歴・背景を持つ人材が増加傾向にあります。
山口県では公立通信制高校に約1080人、私立通信制高校に約5440人が在籍(2024年度)。前年比で公立は8%、私立は20%も増加しています。
しかし現状では、以下のような課題があります。

  • 具体的な進路を決定していない
  • まだ専門スキルが習得できていない
  • 地域への理解が少ない

『地域には人材が必要で、
まだ進路を決めていない人材が地域にいる』

両者をつなぐ仕組みづくりが必要

みらいLINKプログラム(仮称)

地域に根差した教育機関として
将来を担う地域人材の育成を目的とする

  • 専門教育と地域実践を結びつける地域定着型連携プログラム
  • デジタル、AI教育の基盤整備と資格体系
  • 入学前から卒業後までの一貫したキャリア育成支援モデル

上記を一体化した、若者が「地域で学び、地域で働き、地域で暮らす」未来を実現するための教育モデルの実現を目指します。
通信制高校生が持つポテンシャルを、地域の未来につなげるための挑戦がここから始まります。

このプログラムを今後2年間の実証を繰り返しながら作っていきます。

プロジェクトの特長

地域思考、デジタル教育、伴走支援

オンライン活用+地元接続型の
ハイブリッド教育

  • 授業の3/4をオンラインで提供し、住んでいる場所に左右されない進学モデルを実現
    (離島、県北、学校統合による通学困難者にも対応)

先進性

  • 若者の関心が高くマーケット優位性の高いジャンル
    (eスポーツ、AI、動画編集、SNSマーケティングなど)
  • 入学後のコース選択制、モジュール形式により関心変化や発達段階に応じた学び直しが可能

地域密着のコース設定

  • 「地域内フィールド」実習…企業、福祉施設、観光地など地域現場と直結した実習

入学前から卒業後まで続く伴走支援

  • 「キャリア形成アドバイザー」による個別相談体制
  • 卒業後もつながる「ライフキャリア支援」

実態調査に基づいたプログラム開発

当プログラムの開発にあたり、令和7年度は通信制高校生の実態および地域の人材ニーズを確認するために下記の実態調査を実施しました。

  • 地域企業の人材ニーズ
  • 調査結果から見える山口県の通信制高校生のペルソナ
  • 教員の就職支援の実態
  • 若者支援、教育支援の現状
  • 学習環境についての現状と課題

本プロジェクトでは、これらの実態調査のリアルな結果を学びの開発に反映していきます。調査に基づく“根拠ある教育モデル”だからこそ、学生のみならず保護者・学校にとっても安心して参加できるプロジェクトなのです。

実施体制

Project Structure

実施体制の図
構成機関
構成
機関
教育機関 YICグループ
学校法人YIC学院
YIC情報ビジネス専門学校
学校法人YIC学院(京都)
山口大学大学院技術経営研究科
福岡大学人文学部
大分大学IRセンター
広島女学院大学
山口県立山口松風館高等学校(通信制)
企業・団体 山口県情報産業協会
山口商工会議所
株式会社 進研アド
株式会社 フォリウム
一般社団法人 日本産業カウンセラー協会中国支部
行政機関・その他 山口県教育委員会高校教育課
山口県産業労働部企業立地推進課

学科案内

Department Guide

通信高校連携型 みらいLINKプログラム(仮称)

学科案内の図
現在想定している科目案
科目名 目的・概要 学習成果
デジタル基礎Ⅰ(ITパスポート対策) ITやセキュリティの基礎知識を学ぶ ITパスポート取得
デジタル基礎Ⅱ(データ活用入門) 表計算、グラフ、データ処理などの実用スキルを学ぶ データ操作と簡単な分析力が身につく
AIリテラシー(生成AI、G検定対策) 生成AIの活用とAI基礎理論を学ぶ G検定取得AI利活用方法の習得
地元企業連携授業Ⅰ(IT、福祉、観光) 地元の現場課題をテーマに課題や工夫を学ぶ 地域産業と仕事への理解を深める
地元企業連携授業Ⅱ(eスポーツ、動画制作) eスポーツや動画を活用した地域PR活動 自分のスキルで地域に貢献する体験
オンライン学習スキル入門 自律的な学び方やLMS活用方法を学ぶ 自分で学ぶ習慣と技術を身に付ける
地域実習(インターンシップ) 実際の企業、施設での現場体験 地元就業への理解・意欲の向上
キャリア形成講座(多様型) 対人基礎力育成、グループワークによる自己理解、他社理解の促進社会で求められるスキルの体験的理解 対人力+集団協働力+自己認識の深化社会人基礎力の醸成

みらいLINKの「みらい」とは?

  • 入学前からの学習環境提供
    • LMS(学習管理システム)提供
    • 体験(通信制高校への出前)授業
    • キャリア面談
  • SST(ソーシャルスキルトレーニング)、
    SGE(構成的グループエンカウンター)などの
    社会的適応支援の提供
  • eスポーツ、AIなど
    若者の興味関心に即した
    デジタル科目群の開発とモジュール提供
  • フルスペックのキャリア支援
    • 就職・Uターン支援、起業支援
    • 卒業生ネットワークの活用
  • 学習者主導の自己決定を促す学習設計
    • AIカウンセラーの活用
    • マイプロジェクト形式
  • 地域通信制高校との
    制度的接続モデル試行

伴走支援

Ongoing Personalized Support

みらいLINKプログラムの最大の特長は、“ずっと寄り添う”支援です。『キャリア形成アドバイザー』が主体となってその役割を担います。
『入学前⇒在学中⇒卒業後』まで切れ目なく続き、通信制高校生が抱えやすい「進路の不安」「学びの継続」「人とのつながり」といった課題に寄り添いながら、安心して未来を描ける環境を整えます。

  1. 入学前

    進路の不安を見える化し、安心してスタートできる準備期間

    出張キャリア相談(対面・オンライン)
    • 進路の悩みや不安を丁寧にヒアリング
    • 「何が好き?」「どんな働き方がしたい?」を一緒に整理
    • 保護者同席も可能
    体験授業、ミニワークショップ
    • AI、動画編集、eスポーツなどを気軽に体験
    • 「自分にもできるかも」という成功体験を提供
    通信制高校とのLMS連携
    • 高校在学中からオンライン教材に触れられる
    • 学習習慣の形成をサポート
  2. 在学中

    学び、生活、キャリアを総合的に支える“伴走型サポート”

    個別面談(週次、月次)
    • 学習状況、生活リズム、メンタル面を総合的に確認
    • 必要に応じて支援員、専門家と連携
    AIカウンセラーチャット相談
    • 24時間いつでも相談できる非対面型サポート
    • 「人には言いにくい」悩みも気軽に相談可能
    マイプロジェクト形式の学び
    • 自分の興味をテーマに探求
    • 教員、AIカウンセラーが進捗をサポート
    • 小さな成功体験を積み重ねる
    LMSによる学習データの分析
    • 課題提出率、理解度、つまずきポイントを可視化
    • 生徒ごとに最適な学び方を提案
    企業、地域との接続サポート
    • 実習先のマッチング
    • 地域プロジェクトの参加支援
    • 企業からのフィードバックを学びに反映
  3. 卒業後

    地域で働き続けるための長期的なキャリア支援

    卒業生ネットワーク
    • 同じ地域で働く先輩との交流
    • キャリア相談、情報交換の場を提供
    卒業後調査(定着、活用度)
    • 就職後の状況を把握し、支援の質を継続的に改善
    • 地域企業の評価も収集し教育内容に反映

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